8ヶ月一所懸命働いて、 4ヶ月はスノボ三昧。
それで年収400万円。
今年からはそれが実践できて 楽しみで仕方ないです!
アスパラ農家
田中 守
Mamoru Tanaka
金髪姿で趣味がスノボという彼。もしかしてチャラい?! と思われそうな田中さんだが、人を見かけで判断するべからず。彼は今年から晴れて独り立ちする、アスパラのように真っすぐで芯のしっかりとした男なのだ。
もともと農業は好きなほうで、地元の農業高校へと進学。卒業後の約7年間は、地元農協で働いていた。
職場に特に不満はなかったものの、「給料はずっとこれくらいなのかな…だったら自分で農業始めてみようかな」と考えるようになる。
そんな折、後の師匠となる前川耕市さんから「俺が教えるから、アスパラ育ててみらんか?
1年のうち8ヶ月働いて、4ヶ月は休み、それで年収400万。アスパラはいいぞ!」とのお誘いが。
その言葉に、迷わず独立経営という農業の道を歩む決心をした。
前川さん宅で10ヶ月の研修を終えた今、「前川さんの言葉を信じて指導のとおりにすれば、儲かることを確信しました。独立する事の不安はなく、むしろ楽しみで仕方ないです」と言う彼の目は、髪の色に勝るほどに輝きを見せていた。
アスパラに関して言えば、基本を忠実に行えばちゃんと育ってくれますし、後はそれを収穫するだけでいい。特に難しい作業もありません。それと、アスパラは単価のふり幅が少なく、安定した収入が入るのが魅力です。
それと、冬の作業があまりないので、自分の時間がたくさん取れるところですね。
今年はスノボ三昧出来たらいいなと思います!
夏場の外やハウス内での作業は、特に暑くて大変ですね。あとはピーク時に休めないことです。
代わりにやってくれる人もいないので、どんどんアスパラが伸びてしまいます。
僕も補助金をいただきながら研修を受けています。国から年間150万、それとは別に平戸市から90万※。他の市だとそこまではもらえないと思いますので、それは平戸市の魅力ですね! 就農後も、最長で国から5年間、平戸市から2年間の補助を受けられますし、今度建てる僕のハウスは、約8割の補助※を受ける予定です。そんな平戸市の恵まれた条件・環境の下で、アスパラを育てて、儲けてみませんか!
それはないですね。みんなで育てれば、それだけ売り先が広がるということだし、その分需要も増えるということ。仲間が増えると単価を交渉するにも強みが出てくるのでもっと仲間は増えてほしいです!